廃れきった宙に
この駅は似合わないだろう
願いは止まることなく
何光年 何百光年の先に
君を置いて何処までも
複雑に絡み 瞬いていく
答えは知らない ただ辿っていくだけ
きっとその先で 君が呼んでいるから
広がり続けるこの宙に
思い描いた路線図
無から始まり今が在る
ありきたりなこの路(みち)に
君は何を描く
この声が聞こえたかい?
響く声に耳を傾けた
返事はない
確かにそこにいたはずなのに
ズレていく距離は
嘘をつかない
複雑に絡む 境界線
無意識に辿った だってもう知っているから
君が待ってる この宙の終点で